EFTにおける「やり方」と「在り方」

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

このメルマガではEFTや心理療法一般について、
より専門的に掘り下げた内容を提供していきます。

日々の臨床や、セルフケアのヒントになれば幸いです。

今回のテーマは「EFTにおけるやり方と在り方」です。

やり方と在り方。
DoとBe。
これはEFTに限らず、
心理テクニックと言われているものは、どちらも大切です。

やり方が優先すると、
結果のみにフォーカスし、過程に意識を払わなくなります。

マイナス感情にEFTを使うとき処理の対象となります。

自分の感情を処理しようとするとき、
自分の内面に関心はありません。

内面に関心を払わない心理テクニックは、
どこかに歪みが起きます。

だんだん「効かなく」なってきます。

とは言え、今度は在り方にフォーカスしすぎると、
それは単なる精神論になりかねません。

いたわることが大切。
受けれる。
認める。

確かにそうかもしれませんが、
具体的な理論や手法が伴わないと実用性に欠けます。

結局、同じ状態が続くことになりかねません。

EFTを用いるときあり方とやり方。
両方のバランスがいいと力を発揮します。

たとえば感情開放を行う時、
あり方としては、感情に対する関心を持ち、いたわりの思いを持つ。
味わおうとしている。

やり方としては、感情を的確に言葉にし、
ツボへの刺激を行う。

この二つが組み合わさると、
素晴らしい開放が起きます。

相乗効果です。

加えて最近わかってきたことは、
アプローチによって最適なやり方とあり方は、
全然違ってくるということです。

私はそれを3つに分類しました。

1.思考の書き換え
2.感情開放
3.感情を抱える(コンテイン)

セルフケアや個人セッションで、
この3つから最適のアプローチを選び、
しかるべきやり方、あり方でEFTを行なうと、効果が目覚しく改善されます。

マルチレベルアプローチです。

次回のEFT研究会では、
その辺を分かち合う予定です。

先進的なセルフケア法、
セラピー法にご関心のある方の参加をお待ちしております。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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