うつ病の回復に目標設定は不可欠
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
いきなり目標と聞くと、
プレッシャーを感じるかもしれません。
でもそんな大層なものではなく
身の丈に合った目標を立てることが大切、
という話です。
例えばうつ病で休職した直後は、
これは全く動けない状態ですから、
ゆっくり休むしかないです。
しかしある程度休養が進んで、
少しずつ動けるようになってきたときに
何も方針を立てずに過ごすと、
そのままずるずる行きやすいです。
この段階は少しずつ負荷をかけていく、
動くことに身体を慣らしていく
ということが大切になってきます。
例えば、週に何日ぐらいだったら外に出れるだろうか?
何時間ぐらいだったら可能だろうか?
といったことを少しずつ増やし、
「ちょっと負荷がかかるな」
ぐらいのハードルを見つけることが大切です。
ハードル設けると聞くと、
「きつい。無理できない」
と思うかもしれません。
でも、例えば家のドアを出て、
10メートル歩いて戻ってくる、
というハードルはどうでしょう?
これ、家の中で寝ているだけよりは、
やったほうがいいんですね。
こういったことを繰り返してますと、
段々身体が慣れてきますので、
より動けるようになってきます。
病院のリハビリでも、
少し辛い、でもオーバーペースにならないように、
やっていきます。
それと似たようなことを
活動レベルで確実にやっていくと、
うつ病からの回復にプラスです。
ほどほどの身の丈に合った目標を定める。
特に行動面。
こういったことを家族や、
身近な人に見守ってもらうといいです。
と言いますのは一人ですと、
目標から逸れたり、やめてしまったりしがちです。
でもサポーティブな人が周りにいると、
心の張りが出てきますので、
達成率が高まるんですね。
そんな感じで進めていくことが、
回復のある段階からは必要になってきます。
ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。