うつ病からの仕事復帰のポイント
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
うつ病は多くの場合、
ストレスが引き金となります。
記憶力、集中力が落ち、
気分の波も不安定になってきます。
午前中は気分が落ち込みがちで、
起き上がることすらままならない。
なのに夕方以降テンションがあがっていき、
夜は眠れない。
こういった症状が出てくることが多いです。
そんなとき、まず必要なのは休養。
時には休職の形を取らざるを得ないこともあります。
休養を取り環境からくるストレスがなくなると、
徐々に回復し始めます。
次の段階で必要なのは、
生活のリズムを意識的に戻していくことです。
まずは食事、睡眠、運動。
これらを整えていくことが大切です。
とは言え自分の意志だけでは
なかなか続かないのも確かです。
そんなときは、カウンセラーと相談しながら、
進めていくと安心です。
生活のリズムが戻り、
気力、体力が戻ってきたら復帰の時期を検討する段階に入ります。
でも焦りは禁物。
もし、少しストレスがかかったら、
何日か寝込んでしまうとしたら復帰は時期尚早です。
焦りから復帰を急ぐケースを時々見かけます。
自分のコンディションとは関係なく、
時期的に年明けには復帰しようと思います。
4月には・・・
ゴールデンウィーク明けには・・・
お盆明けには・・・
9月から・・・
大切なのはまずは自分の回復具合、
次に復帰しやすい区切りの時期の検討です。
この優先順位を逆にすると、
仕事復帰の成功率がかなり落ちます。
こういった話は理屈としては、
多くの方に納得していただけるものです。
しかし、いざ自分のこととなると、
焦りから復帰を急ぎ、コンディションを無視しがちです。
その結果再発、再休職を繰り返すことが多いです。
この悪循環から抜け出すには、
専門性の高いカウンセリングを受けるのも、
選択肢のひとつです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
■無料メールセミナー「対人恐怖を楽にするために知っておきたいこと」(全7回)
対人恐怖の克服は、自己流では難しいことがほとんどです。
そこで対人恐怖を克服するヒントになる内容を動画と解説文で
わかりやすくお伝えするメールセミナーを作りました。
興味のある方はご登録ください