“うつ”をもたらす自動思考を変化させる
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
セルフケアを身につけると、
ストレスに耐える力が高まります。
これはとても大切なスキルで、
うつからの回復のスピードアップ、再発の防止につながります。
アプローチとしては心に働きかけるもの、
行動に働きかけるもの、身体に働きかけるものがあります。
心に働きかけるセルフケアとしては、
認知行動療法の言う自動思考へのアプローチが有効です。
まず思考には通常の思考、
自動思考の2種類があります。
自動思考の一例としては、
小学校の時に学んだ九九。
「二二んが」と聞けば、
「四」と自動的に頭に浮かびます。
これが自動思考です。
自分の意志というよりは条件反射。
刺激に対して自動的に反応します。
これが日常生活に、
マイナスの形で出てくる例としては、
A部長の姿を見る→「イヤな人だ」
仕事がスムースに進まない→「自分はダメだ」
ミスを指摘された→「人格まで否定された」
などがあります。
こういった自動思考が多いと、
自分で自分に負荷をかけることになります。
一説ですが、
一日に数万の思考があるそうです。
もし自分に負荷をかける自動思考が多いと、
その影響は計り知れません。
カウンセリングでも自動思考をひもとき、
言葉のやり取りで
緩和するように働きかけていくことが多いです。
すると沈みがちだった表情が
みるみる明るくなったりします。
もちろん長年の習慣の場合、
これだけで解決するわけではありません。
でもこついった体験で、
手応えを感じていただくことは大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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