「先読みの誤り」は慢性的な不安を生む
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
「先読みの誤り」というのは、
根拠なく物事は悪い方向に向かう、
と自動的に考えてしまうことです。
これが続くと先行きに対して悲観的になります。
それだけではありません。
実際に物事を望む方向に行くように考えたり、
具体的な行動を起こしたとしても、
「これは全然良い影響を与えずに、悪い方向に進むだけだろう」
と考えてしまいます。
こうなると、悲観的になりますし、
何をやってもムダと思えます。
不安、無力感、あきらめと、
進んでいきます。
始まりは不安です。
これが慢性的となります。
何を考えても、行動しても悪方向に行く、
と頭の中でなっていきます。
最終的にはあきらめとか、無気力とか、
行動すること自体をあきらめてしまいます。
結果的に物事が悪い方向に行くことが、
裏付されてしまったかのように思います。
そうならないために、まずは自分の頭の中で、
「どうせ、うまくいかないだろう」
と思ったとしても一呼吸おいてみましょう。
「ちょっと待てよ」
「これはもしかしたら頭の中の考えに過ぎないかもしれない」
「事実ではないかもしれない」
というふうに吟味をしたり、検討できる余力を持てるといいです。
すると徐々に自分の考えのクセに気づけるようになります。
そして頭の考えに支配されることなく、
状況改善のための行動を取れるようになります。
行動し、その結果に気づけるようになったら、
「自分はちゃんと考えられる」
「問題に対処できる」
という新しい考えが芽生えてくるでしょう。
それを育てていくことで「先読みの誤り」を克服し、
自身が持てるようになります。
ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。