理由の定まらない不安に圧倒される

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

カウンセリングをやっていると、
強い不安を訴える方がいらっしゃいます。

例えば天災、事故、健康上の問題。

「心臓発作に見舞われるんじゃないか」

「ガンになるんじゃないか」

等、破滅的な結末を思わせるような不安が、
いろんなジャンルにわたって起きてきたりします。

これはひとつひとつの不安要素について話し合っていっても、
中々らちがあかない状態、
モグラたたきのような状態になります。

私の経験では、
語られている何かが本当の問題ではないようです。

大切なのは、そこで語られていない不安なこと、
きついことです。

つまり語られている不安なことは、
本丸のつらいことから目をそらせる「守り」なのです。

ただこういったケースでは、

「本当に不安なことは何ですか?」

と問いかけても、ご本人も自覚していないことが多いですから、
時間をかけてそこに向き合えるような「強さ」を作っていくのが大切になってきます。

自分自身でこの問題を解決するのは難しいと思います。

あまりにも辛いようでしたらメンタルクリニックで、
不安を落ち着かせる薬を処方してもらうのもいいかもしれません。

一時的には楽になります。

ただ根本的な解決にはなりませんので、
こういったとめどない不安の根っこになるものを、
じっくりカウンセリングで取り扱っていくのが大切だと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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