恋愛とカウンセリング
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
仕事がらさまざまなご相談を、日々伺っています。
それには生活状況、価値観等、さまざまな背景があります。
もっとも影響が大きいもののひとつに恋愛があります。
恋愛がうまくいくかどうかは、
時として自分の価値観、生きる意味にも関わってきます。
恋愛にまつわる心の働きを理解し、サポートするには、
さまざまな心理的テーマの理解が不可欠です。
例えば恋愛には、出会いと別れがつきものです。
別れが起きるとき、喪失があります。
次の恋愛に踏み出すためには、
この喪失と折り合いをつけることが必要です。
喪失と折り合いをつけるには、いくつかのポイントがあります。
無理に切り替えようとすると、一時的にうまくいったように思えても、
ぶり返しが起きがちです。
例えば、別れた日が近づくと何年経っても気分が重くなったりします。
そんなとき、いわゆる喪の作業が必要になってきます。
また、 恋愛が始まったら長続きさせるために、
鏡欲求や理想化欲求の理解が大切です。
鏡欲求とは、
いつでもどこでも自分の気分、思いを察し汲んででもらいたい
という欲求です。
この欲求が強すぎると「自分に対して愛情がない、関心がない」
と勘違いし、孤独感、不信感に苛まれてしまいます。
理想化欲求とは、
相手に、高すぎる理想を重ねることです。
無限の愛を持った万能な存在
例えば、白馬の王子様のようなイメージを重ねてしまいます。
恋愛の初期に起こりがちです。
しかしいずれ、理想的な存在とはほど遠いことに気づきます。
そのとき、大きな失望が起こります。
すると「この人は違う」と思い、別れを早急に決めてしまいがちです。
このような欲求に気づきバランスを取ることで
納得感のある恋愛ができるようになります。
このように恋愛には、
知っておくと役立つ、さまざまな心理的テーマがあるのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。