認知行動療法によるカウンセリング

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

最近認知行動療法に基づいた、
カウンセリングの普及が進んでいます。

あるタイプの症状に対して、
どのように対応するかアプローチが明確になっているのが特徴です。

しかるべきトレーニングを受ければ、
かなり再現性の高いカウンセリングを提供できるようになります。

いい意味でマクドナルド的と感じます。
マクドナルドって、全世界どこのお店でも味のバラツキはありません。

ほぼ同じものが出てきますよね。
それは利用者にとってみれば安心感につながります。

認知行動療法はカウンセリングの分野で、
そういった均一性を目指している感じです。

例えばパニック障害への対応は、
症状のメカニズムの理解も、手順も明確で、
他の症状との併発がなければ、
8〜10回のカウンセリングで楽になると言われています。

私が現場で使ってみても、
そんな感じがします。

しかし一般には、
こういった情報はほとんど伝わっていないように感じます。

現場でお会いするクライエントさんも、
この情報は初耳という方がほとんどです。

認知行動療法が心理療法の全てとは思いませんが、
もったいないですね。

他の療法で、明確な方針もなく試行錯誤を繰り返し、
あまりいい手応えを得られなかったとおっしゃる方も、
数多くいらっしゃいました。

もちろん全ての症状、テーマに有効というわけではありません。
向き不向きはあると感じます。

でも現場で有益なアプローチを、
再現性の高い形で持っているのは確かです。

私もカウンセリングの当たり外れが極力小さくなるよう、
必要に応じて学びクライエントさんに提供していくつもりです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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