燃え尽き症候群をなおしたいです
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
燃え尽き症候群というのは、
一般的な病名ではありませんが、
要は頑張りすぎてしまうんです。
そして頑張っているとか、
疲れているとかいう自覚はありません。
どんどんやれそうな感じがして、
勢いよくアクションしていく。
そして突然、
動けなくなってしまう
といったことが起きます。
そしていったん動けなくなってしまうと、
当分休止状態です。
布団から出ることすら
ままならなくなることもあります。
こういった期間がかなり続き、
徐々に動けるようにはなりますけども、
すごく時間がかかります。
そして動けるようになると、
また頑張りはじめるんですね。
モチベーションが高まり、
アイデアもどんどん湧いてきます。
本人は普通と思っていますが、
周りの人からすると、
急にハイテンションになったと思います。
これは何が起きているかと言いますと、
自分の中で何が起きているか、
そこに意識が向かないんですね。
外側ばかりに意識が向いていて、
自分の体調、気分、疲労感に
ほとんど意識が向きません。
この状態を自動車に例えるならば、
燃料計やスピードメーター等の計器が
まったくついていないのと同じです。
そしてどんどんアクセルを踏んで、
進んでいきます。
ガソリンがほどんどなくても、
止まらない。
ガソリンが尽きて急に動けなくなったら、
本人もびっくりする。
皆さんが旅行で、
車を使って移動するときに、
燃料計がついていなかったら怖ろしいですよね。
ガソリンがなくなることに気づかず、
急に車は止まります。
それと同じ事が、
生身の身体に起きてくるということです。
車であれば不測の事態が起きないよう、
燃料計を取り付けます。
そして燃料計を確認しながら運転する。
要はそれと、
同じ事をすればいいんです。
自分の気分や疲労感を、
意識を内側に向けて気づくようにする。
最初は慣れないですけど、
徐々にトレーニングしていきます。
そして
「今疲れているな」
とか
「実は、気分が乗らないんだな」
とか
そういったことが徐々にわかるようになり、
無理をしないで活動できるように練習していく必要があります。
これは、自分一人では
難しいこともあります。
そういったときはカウンセラーと
二人三脚でやっていくのがお勧めです。
ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。