「レッテル貼り」はセルフイメージを下げる

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

「レッテル貼り」というのは文字通り自分自身に対して、
ある言葉を使ってレッテルを貼ってしまうことです。

例えばよく言われる「勝ち組」「負け組」の中の、
「負け組」。

あるいは「失敗者」。

こういったネガティブな言葉で、
自分自身にレッテルを貼ってしまいます。

そうすると実際の自分とは関係なく、
言葉が一人歩きを始めます。

そして何をやるにしても自分のことを、いつの間にか

「自分は負け組なんだ」とか

「失敗者なんだ」

というふうに自分で規定することになります。

これはセルフイメージ、
自分に対するイメージを下げてしまいます。

セルフイメージが下がると自信もなくなりますし、
周りに対して不安とか恐怖が強くなってきます。

そうなると実際の行動ができなくなるわけですから、
結果が出にくい、成果が出にくいという悪循環に入り、
そのラベル通りになってしまうことがあるんです。

ですから知らず知らず、
自分に対してマイナスのレッテル張りをやっていないか、
吟味していけるといいと思います。

もしレッテル貼りに気づいたならば、
それは言葉だけのことです。

そのラベルにとらわれない客観的な立ち位置を、
持てるようになるといいです。

言葉というのは良くも使えるし、
悪くも使えます。

わざわざ悪い方向に自分自身を、
言葉を使ってラベルを貼って否定し、
そこに閉じ込めることをする必要はありません。

問題はそれに気づけるかどうかです。

いつの間にか貼っていたとしても、
気づければそれはチャンスです。

そのラベルを外して、本来の自分自身を発見できるよう、
少しずつ視野を広げていくことをお勧めします。

以上、ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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