休職中の過ごし方
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
カウンセリング中によく話題になるのは、
休職中の過ごし方。
「何をすればいいんですか?」
という質問されます。
この質問の裏には、
「何もしないのは良くない」
「何もしないのは時間を無駄にしている」
という思いが隠れていることが多いです。
休職の、特に初期は、
コンディションの関係で動けないことが多いです。
そんな時は、
何もせずじっくり休養するのがベスト。
しかし、この時間を休養ではなく、
「何もしていない」と捉えると、焦りが出てきます。
自分を責め始めます。
いたたまれなくなってきます。
実際には「時間を無駄にしないため」という思いで、
セミナーに通い始めたり、
勉強を始めたり、
ジム通いを始めたり、
旅行に行ったりと、
とにかく多くの予定を入れがちです。
確かに最初は、気分転換になって、
手応えを感じることもあります。
でも集中力が続かず、
後でかえって調子も落ちてしまいがちです。
休職は、読んで時のごとく休む期間です。
何もしていない=良くない
何もしていない=時間を無駄にしている
ではありません。
休職の初期は、まずは充分休むこと。
最悪の時期を脱したら、
徐々に生活のリズムを戻していくこと。
生活リズムが整ってきたら、
復職しても再発しない、心の習慣を身につけること。
こういったリハビリに
フォーカスする期間です。
スキルを身につける
身体を鍛える
といったことは、
充分回復してからが望ましいです。
何もしていない=良くない
何もしていない=時間を無駄にしている
という考え方こそ、
再発リスクのある考え方の習慣と言えます。
こういった意識で休職期間を過ごすことは、
復職の成功率を高めてくれます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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