防衛機制としての行動化とは
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
「行動的」という言葉は多くの場合、
プラスの意味合いで語られることが多いです。
逆に「行動しない」という言葉は、
余りいい意味で使われないことが多いようです。
しかし実際は、
ケースバイケースなんですよね。
例えば心の中に強い不安や葛藤があり、
耐え難い強さになると行動的になる人がいます。
突然行動的になり、
ひっきりなしに何処かに出かけたりします。
それ意外にも高額のセミナーに申し込んだり、
急に異性と交際する人もいます。
その行動だけを見ても、
特に問題を感じられないこともあります。
しかし、何かストレスがかかった直後に、
大きな行動をするパターンがあるとしたら。
それは行動化と呼ばれる、
防衛機制の可能性が高いです。
防衛機制とは大きすぎる苦痛から心を守るために、
本能的に何かをしてしまうことです。
それは自分でも
とめることが困難です。
気がついたら行動してしまった、
というケースがほとんどです。
しかも体力的、金銭的に
大きな負担がかかることが少なくありません。
そのためには、行動を引き起こす、
心の苦しみを認めることです。
言葉で描写したり、
絵に書いたり。
行動以外の表現をしていくことで、
心に力がついてきます。
力がついてくると、心に苦痛を感じても、
体力や金銭的に負担のかかる行動をせずに
済むようになります。
それはさらに心を見つめることを促し、
よりバランスの取れた状態をもたらします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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