過食を鎮めるには

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

「爆発的な食欲でどうにもならないんです」

「お腹がパンパンで苦しくなっても止まりません」

「いつ過食になるかと思うと、怖くてたまりません」

カウンセリングで過食を訴える方は、
経験のない方には想像もできない苦しみを感じておられることが多いです。

特に女性は、体型やお肌のコンディションのこともあり、
切実な方が多いです。

しかしこれは、
意志力でどうにかなるものではありません。

カウンセリングでていねいに共感していくと、
一時的には緩和することはあります。

しかしそれだけで、
過食が鎮まったとは言えません。

安心して話を聞いてもらえる環境があるため、
一時的に落ち着いているに過ぎません。

その証拠に、カウンセリングをやめると、
すぐに再発することが多いです。

では過食を鎮めるに、
何が必要なのでしょうか？

それはひとつには、
自分の感覚と繋がれるようになることです。

過食傾向にある方は、
自分の感情や体感に気づくのが苦手です。

それを言葉にすることも、
とてもおっくうです。

だから自分一人で、
過食を鎮めるのはかなり難しいことが多いです。

専門家の援助を受けながら、
少しずつ自分の感覚と繋がっていく。

そういう練習が不可欠です。

自分の感覚とつながり始めると、
食べたい衝動が起きても、
それに気づけるようになります。

衝動に逆らって、
過食を抑えることもできるようになってきます。

加えて「また爆発的な食欲に襲われるかもしれない」
という恐怖がトラウマになるケースも多いです。

その恐怖を鎮める援助も不可欠です。

過食を鎮めるのに、
単なる意志力の強化は効果がありません。

自分の感覚とつながること。
感受性を高めることが大切です。

それは自分を取り戻すこと、
生きている実感を取り戻すことにもつながります。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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