高圧的な上司がいてストレスです。何とかなりませんか？

　
　
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

高圧的な上司についての相談は、
かなり多いです。

声が大きくて、
言い方も厳しい。

多くの場合、
こういう状況で萎縮してしまうんですね。

「すいません」

とうつむき加減の感じで。

こういう姿をみると、
不思議なもので、
かえっていらついたりします。

どうしても萎縮して申し訳なさそうな顔をして、
声が小さくなりがちです。

すると相手はますますイライラして、
ますます強い口調になることが非常に多いです。

何となく萎縮している方が許してくれるだろう、
と思ってしまうんですね。

でもこれは逆効果だということを、
知っておいて下さい。

とは言え相手と同じような大きい声で反論したり批判したら、
ますますひどい状態になります。

相手もムキになり、
大変になります。

人間関係もこじれます。

こういった状況を解消していくのは、

「何を言うか」

ではないんですね。

原則として２つあります。

まず声の調子は、
相手と同じような感じがいいです。

これはちょっと勇気がいるんですけど、
相手が威圧するように

「これはこうするんだよ！」

と言ったとき、
自分にも同じような声の勢いが必要です。

同時に反論ではなく、
素直に

「はい！！」

とか

「わかりました！！」

という言葉です。

萎縮していたときと同じセリフを、
萎縮するのではなく、
相手と同じような勢いのある声で言うと、

「わかったら、それでいいんだよ」

みたいな感じで落ち着くことが多いです。
相手の怒りが収まってくるんですね。

もちろん個別に、
チューニングが必要です。

基本としては、
相手と同じような勢いのある声で、
素直に謝る。

あるいは、

「これから気をつけます」

みたいな建設的なことを言うといいです。

具体的に何を解決するか、何が原因だったか
的なことを萎縮しながら言うよりはるかに効果的に、
相手のプレッシャーはなくなります。

もちろん、個別にはいろいろあると思いますが、
まずはこういった原則があることを知っていただけると、
高圧的な人に対しての効果的な対応になります。

圧力をかけられる時間が
減ってきます。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。