自己批判を止めるには

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

メンタルのコンディションを取り戻すには、
「自分をいたわる」ことが大切。

このいたわりを妨げているのは、
自分の心の中にある批判者(内なる批判者)です。

内なる批判者は多くの心理療法で知られています。
例えば精神分析では超自我、
交流分析ではCP(Clitical parent)と呼ばれています。

認知行動療法的には
否定的な自動思考と呼べるかもしれません。

自動思考は読んで字のごとく、
自動的な思考です。

条件反射に近いです。
じっくり自分について吟味することはありません。

何かがあると条件反射的、
直線的に自分を批判します。

すると

罪悪感
焦り
不安
落ち込み

こういった気分になりがちです。

そして一見建設的な行動をしているけれど、
実はポジティブではなく、
自己批判ばかりということもあります。

自分で自分のお尻を叩いて
行動しているケース。

行動して結果が出て当たり前、
結果が出なければ
さらなる自己批判。

がんばってもがんばっても、
自分を労うことはありません。

やがて報われないと感じ
追い込まれていきます。

行動すればするほど自信がなくなり、
慢性的なうつ状態なることもあります。

この悪循環を止める第一歩は、
内なる批判者に気づくこと。

そして、その特徴を知り、
対処していくことです。

・ほとんど根拠のない批判

だから、信じる必要はありません。

・全否定

実際は、そんなはずはありません。
余裕があるとき、吟味してみましょう。

・一方的

もし一方的に批判するだけの人がいたら、相手にしませんよね。
それでいいです。

・反論に弱い

反論すると、「とにかくだめなんだ」という再反論しかできません。
以外と単純で、理詰めの反論に弱いです。

勇気を出して反論を続けてみましょう。

このような方法で、
自己批判に対応していくと、
徐々に弱まってきます。

自然に肯定できるようになり、
気持ちも穏やかになっていきます。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


■無料メールセミナー「対人恐怖を楽にするために知っておきたいこと」(全7回)

対人恐怖の克服は、自己流では難しいことがほとんどです。
そこで対人恐怖を克服するヒントになる内容を動画と解説文で
わかりやすくお伝えするメールセミナーを作りました。
興味のある方はご登録ください

・アマゾンランキング「臨床心理学・精神分析部門」「脳・認知症」2部門で1位獲得!
高牟禮(たかむれ)の本"理由のない不安"を一瞬で消す方法(主婦の友社)
⇒ http://amzn.to/2mxV4DO

・心が楽になる~感情チェック&アドバイス(無料) ⇒ http://www.reservestock.jp/page/fast_answer/7

コメントを残す

このページの先頭へ