怒りを鎮めるには

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

怒りは、
鎮めるのが難しいとされている感情です。

怒りでコントロールを失うと、
自分にとってマイナスにしかなりません。

しかしただ押さえ込もうとすると、
火に油になりかねません。

怒りは強烈なエネルギーです。
それは自分の中の客観性を失わせます。

自分はどうなってもかまわない。

とにかく相手を攻撃したい。
そうしないと気が済まない。

という状態になりやすいです。

心理的な現象ではありますが、
言葉ではどうにもならないこともよくあります。

そんなとき、
まずは身体のどこに怒りがあるのか
探ってみるのは有効です。

頭がのぼせていたり、
はらわたが煮えくりかえっていたり、
いろいろです。

怒りが起きている身体の場所がわかると、
少し距離が取れるようになります。

客観的になり始めます。
このタイミングで呼吸を深くするのもいいでしょう。

私がカウンセリングでよく使う介入は、
怒りと同じ強さで両手を握りしめてもらうことです。

そして怒りではなく、
握りしめる強さ、そのパワーを意識してもらいます。

自分の中に起きているパワーにフォーカスすると、
さらに客観的になっていきます。

うまくいけば、そのパワーを破壊的なものから、
建設的なものに変え活用できるようになります。

そこまでいかなくても、
ある程度距離が取れることで、
クールダウンし始めます。

しばらく時間を置いてから、
何をそんなに怒っていたのか
言葉にしていくのもいいでしょう。

怒りは強烈なパワーです。

怒りにまかせてしまわないよう、
とっさの対処法を学び練習しておくことは、
自分を助けることにつながります。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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