不安に対処する

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

数あるマイナス感情のなかで、
不安は最も頻繁に感じるもののひとつ。

不安は元々、
自分を助けるための感情だからです。

不安とは何でしょう？

それは、未来に自分にとってマイナスの事態が起き、
対処できないと思う時に生じる感情です。

内容は人それぞれ。
人間関係、仕事、お金等など・・・

分野は様々ですが、
ようはマイナスの予想を立てています。

そのことで役立つことがあります。

それは、マイナスの事態が起きないように。
あるいは、少なくても最悪の事態が避けられるように。

事前に準備するモチベーションが高まります。

例えばヒマラヤ登山をするとしたら、
誰でも不安になり、緊張するでしょう。

その不安は入念な準備になり、
リスクを最小限にするのに役立ちます。

つまり、役立つ場合は、
不安は感じた方がいいのです。

このことを知っているだけで、
楽になります。

一番辛いのは、
不安を感じることに対して、マイナスに思うことです。

不安になることに対して不安になり、
収拾がつかなくなります。

だからマイナスの事態を避けるのに役立つ不安は、
「感じていんだ」と思っていいです。

そう思えると楽になります。

別のパターンとして、
準備のしようがない事柄に対して
不安になることがあります。

これは役に立たない不安です。

そんな時は、「この不安は役に立たない」と
自分に言い聞かせるのもひとつの方法です。

それだけで楽になるケースもあります。

カウンセリングでは、
クライエントさんのニーズに合わせ
こういったやり取りを進めていきます。

いわゆる悩み相談とは
ちょっと違う雰囲気。

専門性に基づいたオーダーメイドの援助、
という感じですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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