不安を和らげる
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
不安というのは、
心理学的には未来に対する恐怖です。
未来にある何かが大きく感じられ、
それが自分に脅威を与えるという現象です。
ですから、
今危険なわけではありません。
例えばこの文章を自宅でお読みいただいているとしたら、
自宅が実際危険であるなら、
それは不安ではなく恐怖です。
多くの場合、
そうではないと思います。
明日会社に行ったらどうしよう・・・
3日後、苦手な人に会うけど、どうしよう・・・
そんなふうに未来にあるものを、
今感じて不安になるというものです。
まずはこのことを知っておくといいと思います。
そして未来に想定しているものは現実ではなく、
自分の頭で作り出しているものです。
実際にそれが起きる確率は、
かなり低いです。
これを確かめるのは、
まずはノートを用意していただくといいと思います。
ノートの各ページを、
二つ折りにします。
左側に不安に思うことを書いていきます。
右側には、そのときがきたら記録します。
当たっていたら○。
外れていたら×。
まあまあ当たっていたら△。
これをやってみますと、
面白いことにほとんど当たってないんですよね。
これはほとんど当たらない天気予報のようなものです。
理屈ではなかなか納得できないかもしれませんが、
実際に記録を取っていただくといかに当てにならないかわかります。
ほとんど当たらない天気予報だったら、
「雨が降ると」と言われても傘を持っていかないですよね。
それと同じように、
不安を捉えられるようになるといいと思います。
ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。