対人恐怖は緊張型と確信型があり、対処法が異なります
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
対人恐怖は大きく分けると、
2種類あると言われています。
それは緊張型と確信型。
それぞれ性質や、
対応が異なってきますので、
今回はその辺をお伝えしますね。
まず緊張型。
自分の態度とかがぎこちなく
緊張していると、
本人は感じている。
そのため相手に馬鹿にされたり、
軽蔑されるのではないかと、
思ってしまう。
その結果人前では、
「緊張しないように」
というプレッシャーを
自分で自分にかけてしまう。
それがかえって、
緊張を招き悪循環に陥る。
緊張型の場合、
まずはこの悪循環のループを
断ち切る作戦が有効です。
もちろん最終的には、
仮に緊張しても
「恥ずかしい」とか「みっともない」
という思いが出てこなくなるのがいいですね。
このような緊張に対する免疫ができると、
悪循環が起きなくなり、
人前で大丈夫になりますから。
そして確信型。
このタイプは、
緊張するしないに関係なく
人への恐怖が出てきます。
それは自分の身体の特徴や態度が、
相手に嫌悪感を与えてしまうと、
強く確信しているから。
多くのカウンセリングで失敗するのは、
いきなりこの確信を
和らげようとすること。
ほとんどの場合、
それは平行線で終わります。
他の人の目からは、
不快感を与えるような
致命的な何かがあるとは思えない。
でも本人的には、
「動かしようのない事実」と
思っている。
その強固さは、
筋金入りのことが多いです。
そんなときは、
「人に不快感を与えている」
という思考を、
頑固な観念と捉えます。
それは上空を飛んでいる
ジェット機の轟音のようなもの。
その音を消すことはできない。
それをまともに食らって、
苦しむこともできる。
しかし轟音があっても、
その影響をあまり受けずに、
過ごすこともできる。
こういった切り口で、
「人に不快感を与えている」という
頑固な観念の影響を、
徐々に和らげていく。
そういったアプローチが
必要です。
このように対人恐怖には、
緊張型と確信型。
2種類あります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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