嫌われる勇気

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

嫌われる勇気

これは今アマゾンで、
心理学関係で最も売れている本のひとつで、
20万部近いベストセラーとなっています。

タイトルだけで、
惹きつけられるものがありますね。

実際この本について、クライエントさんや同業者に話すと、
とても興味を持たれます。

ベースとなっている理論は、
アドラー心理学。

私が始めて学んだ心理学でもあります。

フロイト、ユングと同世代でありながら、
一般にはあまり知名度がなかったアドラー。

しかし元々の、認知行動療法、ブリーフセラピー、NLP等、
最近はやりの心理療法に大きな影響を与えてきました。

その本家本元に注目が集まるのは、
ちょっとうれしいことです。

著者は岸見一郎さん、
アドラー心理学のカウンセラーであり、
ギリシャ哲学が専門の哲学者でもあります。

この本は岸見さんの専門性を生かし、
哲学者と青年の対話という形で書かれていて、
なかなか刺激的です。

実際のカウンセリングの応答とは、かなり雰囲気が異なりますが、
楽しく読めました。

日本の文化に由来する、
人間関係の典型的なストレスパターン。

空気を読みすぎる。

相手に不快感を持たれることを恐れるあまり、
「いい人」を演じ、疲れ切ってしまう。

色んな人の思惑に合わせすぎ、
がんじがらめになってしまう。

その結果「自分」がわからなくなる。

といったテーマに一石を投じる内容となっています。

人間関係のストレスを減らし、
自由を取り戻したい方にお勧めの本です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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