カウンセリング/セラピー事例検討会を行いました
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
今日は対面カウンセリングとカウンセリング/セラピー事例検討会を行いました。
カウンセラー、セラピストを養成するスクールは数多くあります。
でも、ありそうでなかなかないのが事例検討会。
それだけ難度が高いのだと思います。
今回は記念すべき1回目。
すでに現場を持っておられる方、
資格を取得し、これから始める方等、
様々な背景の方々にご参加いただきました。
今回は初回ということもあり事例発表者は募らず、
普段のセッションで難しさを感じていることを
教えていただくところから始めました。
すると、
クライエントさんの本当のニーズに答えられているか不安。
病態水準が重い人への対応。
セッションが1回で終わってしまう。
過去の記憶を引き出しにくい
感情や感覚が出てこなくて、
思考ばかりになってしまう。
不全感が残ったままのセッションの終わらせ方。
等、数多くのご質問いただきました。
これらのご質問は、
それぞれ背景として知っておく必要がある理論、
実体験がたくさんあります。
そのため一度に全てをお伝えするのは困難です。
かといって、
さまざまな理論体系を系統立てて伝えると
膨大なコマ数が必要です。
やはり具体的な事例を検討しながら、
その都度必要な理論や技法を身につけていただくのが一番効率が良さそうです。
カウンセラー、セラピストとして実践力を高めるのに、
手っ取り早い方法はありません。
今後も、ゆっくりじっくり伝えていければと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。