カウンセラーがセッション中にやっていること

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

カウンセリンは、
毎回新しい発見があり、新しい展開があります。

大きな流れはある程度予測できますが、
1回1回のセッションでは、
何が起きるのか予想できません。

それはまさに
生き物のよう。

例えば、

ある話題になると急に緊張感が高まる。
息を飲むような雰囲気になる。

逆にテンションが落ちる。
興奮し始めたり、笑いが起きる。

一言で表現するなら、
急にエネルギー状態が変わる感じ。

これはそのセッションにおける
急所ですね。

今までの自分と新しい自分。
古いパターンと新しいパターン。
変わりたくない自分と変わりたい自分。

こういったものが出会い、
交流する瞬間。

カウンセリングの成否は、
この急所を的確にキャッチすることにかかっていると言っても
過言ではありません。

カウンセラーが急所を見逃すと、
的の外れたカウンセリングになってしまいます。

どれだけセッションを重ねても
変容は起きません。

かと言って、
やみくもに急所に焦点を当てるわけにもいきません。

クライエントさんはどんどん辛くなってしまい
続きません。

さじ加減が大切です。

無理のないペースで急所にフォーカスすると、
実りあるセッションになりやすいです。

そのためには、

クライエントさんの話している内容、

感情の状態

語気の強さ

身振り手振り

表情

身体の角度

等さまざまなものをキャッチし、
寄り添っていく必要があります。

そして必要に応じ、
急所に切り込んでいく。

その反応によって、
次のアプローチを瞬時に選択する。

この作業を、
セッション中繰り返していきます。

ただ観察力だけやたらあるカウンセラーは、
あまりいいとは言えません。

なぜならば、
安心感を提供することが、
できなくなってしまうから。

だから

ある種のゆるさ

気持ちの暖かさ

遊び心

こういった要素を
カウンセラーが育んでいくことも大事です。

これらは一朝一夕には
身につかないことばかり。

私自身、日々磨いていければと
思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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