カウンセリングによる変化には2種類ある
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
カウンセリングによる変化。
それには2種類あります。
1.ステイト(今の状態)
2.ステージ(心の体質)
これは重なる部分もありますが、
異なる部分も多々あります。
たとえばカウンセリングを受けて
気分が軽くなった。
楽になった。
これは多くの場合
ステイトの変化です。
だからその状態が
続くとは限りません。
もしカウンセリングを受けた直後はいいけれど、
すぐ戻ってしまうだけだとしたら。
何回受けてもその繰り返しだとすれば、
クライエントさんの体質は
何も変わっていないことになります。
同じステージのままなんですね。
カウンセリングの本来の目的は
ステージの変化。
心の体質改善です。
最終的には、
カウンセリングを受け続けなくても、
安定がキープできる。
生きづらさがなくなり、
楽に生活を送れるようになる。
もしカウンセリグを受けてもステージが変わらず、
単にステイトが変わるだけだったら。
それはカウンセラーに対する
依存を生み出すだけです。
その逆もあります。
セッションを受けても中々ステイトが改善されない。
気分がよくならない。
一時的にステイトが
悪化することすらある。
落ち込みがちになったり、
今までにない怒りを感じたり。
でもセッションを重ねていると、
それらも落ちついてくる。
そして日常生活が
楽になってくる。
これはクライエントさんの
体質の変化によるものです。
いずれカウンセリングを続けなくても
大丈夫になってきます。
前者はわかりやすいので、
一般受けします。
後者はすぐに効果を体感できませんが
本質的な変化を促しているという意味で
玄人受けします。
私個人の立場としては後者、
ステージの変化を重視しています。
でもセッションごとにステイトの変化も感じられると
クライエントさんは手応えを感じ、
変わる意欲を保ちやすいです。
そういう意味では
ステイトとステージ。
両立できるのが、
一番望ましいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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