身体症状に働きかける3つのアプローチ

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

昨日は師匠のセッションを受けてきました。
テーマは、一ヶ月位続いている左手中指の痛み。

身体の専門家に診てもらう選択肢もありましたが、
今回はあえてセラピー的に取り組んでみました。

最初は間接を曲げるのが難しい位の痛みでしたが痛みはなくなり、
初夏の新緑のような感覚に全身が満たされていきました(^^)

これから進んでいく方向性を教えてくれているのでしょうね。
身体が伝えてくるメッセージの奥深さを実感した一日でした♪

身体症状へのアプローチはさまざまです。

・身体/原因論的アプローチ

栄養状態、筋骨格系、神経系といった身体的な原因を見つけ治療していきます。

・心理/原因論的アプローチ

これは主に2つあります。

1.感情の細胞蓄積説

細胞に蓄積したマイナス感情が痛みを作り出しているいという仮説。
マイナス感情をリリースすると痛みが軽減していくと考えます。

2.思考原因説

思考が身体の痛みに影響しているので、
思考に働きかければ症状が軽減すると考えています。

身体的原因に働きかけるアプローチはよく知られていますが、
治療の効果が出ず、検査でも異常が見つからないケースもままあります。

すると心療内科やカウンセリングを勧めることが多いようです。

実際、感情や思考に焦点を当てたカウンセリングを進めていくと、
痛みが軽減するすることは多いです。

私が昨日受けたセッションは、このどれにも当てはまりません。
それは「目的論的アプローチ」です。

人間は身体と心で構成されています。

それらの背景にある「いのちの流れのような何か」にアクセスし、
症状の目的を明らかにしていくアプローチです。

「いのちの流れのような何か」は無意識、集合無意識、気、エネルギー等と言われているものと近いように思います。
師匠の流派ではドリーミングと呼んでいます。

昨日は中指の痛みという身体の症状にアクセスしていくと、
初夏の新緑のような感覚が立ち現れてきました。

私の中の「いのちの流れのような何か」は、
初夏の新緑のようなあり方で生きることを求めていた。

それに気づかず違った生き方をしているので、
中指の痛みという形で「いのちの流れのような何か」が注意を引いていた。

セラピーを通してそのメッセージに気づいたことで注意を引く必要がなくなり、
結果として痛みが消えた。

目的論では、そんなふうに考えます。

実際、原因論では説明がつかない現象がセッション中に起きていました。

最初は中指の痛みだけだけだったのが、他の指や腕全体に広がっていきました。
その痛みがしびれに変わったり、腕のつっぱりに変わったり。

最終的に初夏の新緑のような感覚が立ち現れ、このプロセスは完結しました。

どのアプローチも大切です。
私自身現場では、どのアプローチが一番有効か、見極めながらセッションを進めています。

しかし勝負所では目的論的アプローチを採用することが多いです。

その根拠は、経験上うまくいくこと多いというのもありますが、
最終的には私の好みなのでしょうね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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