調子が悪いです。時間だけが過ぎ、何もしていないことに自己嫌悪です
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
「時間だけが過ぎ、何もしていない自分に自己嫌悪です」
という相談を受けることがあります。
メンタルの調子を崩しておられる方で、
こういった訴えは多いですね。
これは「自分は何もしていない」という思いの背後に、
「何かしなければ」「何とかしなきゃ」という
追い詰めるような思考があります。
これは何か有益なこと、ポジティブなこと、
建設的なことをやらなければいけない。
それをやれていないのは、
ダメなことだと。
本当は調子が悪いから動けない、
考えがまとまらないだけ。
だから、今は建設駅になれなくても、
やむを得ない。
第三者だったら、
誰でもそう見える。
そんな状態であっても、
「何もしてない」と断じてしまうんですね。
そしてそれは、
自分を責めること、追い詰めることなので、
さらに調子が落とすこと。
どんどん苦しさが増していく、
負のスパイラルに陥ってしまいます。
そこから抜け出す
必要があります。
その際有効なのは本当に
「何もしていない」のか。
見直していくこと。
実際のところ
本当に何もしないのは無理です。
例えばトイレに行ったり、
食事をしたりしています。
少し余裕があれば歯を磨く、
お風呂に入るといった活動も、
当然しているわけですね。
ただそれは
「やっているうちに入らない」
「何もしていない」
となっています。
主観的に自分自身を、
言わば無能扱いしているんですね。
そういったところを
「できていることがある」「やれていることがある」
と自分自身を認めて肯定していく。
つまり「やっている/やっていない」
の基準を見直していく。
もちろんやれていないことも
あるでしょう。
でもそれは今のコンディションでは、
高すぎる要求だから、
やれなくて当然。
無理もないこと。
そんなふうにとらえ方の、
バランスを取っていくことが大切です。
ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
メルマガ
カウンセリングメニュー