解離性障害 カプセルの中にいるような感覚になることが多く、現実感がありません
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
「カプセルの中にいるような感覚になることが多く、現実感がありません」
という相談を受けることがあります。
こういった状態を訴える方というのは、
とても辛い感情を抱えておられることが多いです。
でもそれを感じてしまうのは、
あまりにも辛く耐え難い。
だから自分の心を守るために
その感情を切り離します。
ある種心に麻酔を
かけているような状態ですね。
そのためカプセルの中にいるような
現実感のなさを
感じてしまうことが多いです。
これを解消していくのは、
苦痛が大きいだけに、
かなり慎重に作業を進めていく必要があります。
自分の中にある辛い感情を和らげ、
切り離してしまった心を
取り戻していくことが大切です。
なぜなら辛い部分を
切り離していると、
その分心に隙間ができてしまいます。
そのため空虚で
スカスカの感覚になりがち。
でも辛い感情を和らげ、
自分の心につなぎ合わせる作業を
ていねいにやっていくと、
空虚感や現実感のなさが
解消していきます。
現実感、
充実感が戻ってきます。
ただこれは、苦痛が大きいだけに、
危険を伴う作業。
安全確保に
時間をかけることが大切ですし、
繊細な作業です。
爆発物の処理に、
似ているところがあります。
暴発させないように、
ゆっくりゆっくりと。
そういう意味では、
激しい感情の安全確保にたけた、
カウンセラーと共同作業でやっていくのも
一つの選択肢です。
ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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