続けられるコツとは?
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
このメルマガは、
皆様に心穏やかに暮らしていただきたい、という思いで書いています。
そのために役立つ知識や、
感情を静める具体的な方法を提供していきます。
皆さんのお役に立てば幸いです。
今回のテーマは、「続られるコツとは?」です。
何かを続ける。
簡単そうに思えることでも、意外と続かなかったりします。
だんだんおっくうになったり、めんどくさかったり。
このようなマイナス感情で続けることが難しくなります。
もちろん、これらのマイナス感情をリリースしていくことは大切です。
しかし、それだけでは充分ではありません。
なぜならば、物事を続けていくと
うまくいくとき、いかないとき両方あります。
かならずあります。
うまくいっているときは気分もいいしどんどん進みます。
しかし、必ずうまくいかない局面も出てきます。
そんなとき試行錯誤をすることは大切です。
答えがないことに対し新しいチャレンジを続けていく。
マイナス感情はつきものです。
ワクワクしてばかりはいられません。
このとき、マイナス感情のリリースだけにこだわってしまうことがあります。
これは続けられなくなるパターンです。
マイナス感情があることに対してマイナス感情(嫌悪感等)があるのです。
マイナス感情に対して潔癖症になりがちです。
するとチャレンジを避けるようになります。
マイナス感情がなくなることだけにフォーカスし、
行動を続けるエネルギーが奪われてしまうのです。
違うパターンもあります。
ポジティブであること、前向きであることに執着してしまうケースです。
これも根っこは同じです。
マイナス感情を嫌い、避けようとしているからです。
その手段としてポジティブであろうと無理をします。
しかしそれは、
○○しなければならぬ。
○○するべき。
といった自分を追い込む思考になりがちです。
一見ポジティブに見えるけれど、心の中では自分を責め追い詰めてしまうのです。
感情の波が激しくなります。
行動もムラも大きくなりがちです。
この2つのパターンの根っこにあるのは、
マイナス感情への嫌悪です。
もちろん誰にでも、こういった傾向はあります。
しかし、それが強すぎると落とし穴に陥りがちです。
マイナス感情をリリースすることにこだわる。行動を避ける。
プラス感情でマイナス感情を追いやろうとしすぎる。
どれも行動を続けることが困難になっていきます。
これらのパターンに陥らず、安定して行動を続けていくには、
マイナス感情を嫌悪せず受け止めることです。
そのための第一歩は、嫌悪していることへの気づきです。
理屈としての理解だけでなく、
今ここで嫌悪への気づきが進むと変わってきます。
じたばたしなくなるのです。
マイナス感情に動じなくなってきます。
マイナス感情に持ちこたえる力、耐える力が高まってきます。
マイナス感情をリリースすることだけに執着しなくなりますし、
ポジティブになることに対するこだわりもなくなります。
その結果、言動が安定し地道な行動を続けられるようになるのです。
それだけではありません、マイナス感情のリリースにこだわらないと、
リリースが簡単になるのです。
こだわっているとリリースが進まなくなり、こだわらないと進むのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。