新型うつ病は本当にうつ病なの?
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
最近ネットやテレビで、
新型うつ病という言葉をよく聞きます。
でも実際は、
そういった診断名が
あるわけではありません。
ただ最近うつ病と診断される方々の、
ある特徴をとらえた表現になっているように思いますので、
少し説明しますね。
病院での診断は、
どちらもうつ病ということにはなると思います。
ただ従来からうつ病と診断されてきた人とは、
明らかに異なる特徴があります。
従来からうつ病と言われてきた方々は、
几帳面
完璧主義
責任感が強すぎる
無理を引き受ける
自責感、罪悪感が強い
といった特徴があります。
そして新型うつ病と言われている方々は、
こういった特徴は、
あまり見受けられません。
ある意味、
自分の気持ちに正直なんですね。
それ自体は悪いわけではありませんが、
責任感や忍耐を要求されるところで、
生きづらさが出てきます。
例えばやりたくない仕事だと、
会社に行きたくなくなる。
従来からのうつ病になりやすいタイプは、
そんな気持ちがあったとしても押さえつけ、
ひたすら我慢して行き続けます。
新型うつ病と言われるタイプは、
わりとすぐに
会社に行けなくなることが多いです。
朝、気分が重く、
身体が言うことを聞かなくなるんですね。
ここまでは、
従来のうつ病タイプと同じ。
違いとしては、
その日に買い物に出かけたりが、
普通にできたりします。
自分にとって嫌なことから解放されると、
そこで気分が良くなり、
自分にとってプラスに思えることだと、
積極的ですらあります。
従来のうつ病で調子が落ちているときは、
会社を休むことになったら、
その日に外出を楽しんだりはしません。
もちろん昼過ぎから夕方にかけて、
気分が上がってはいきますけれど。
要は新型うつ病タイプとされる方は、
ある種、純粋な子どものような心の部分が、
大人になっても
残っていることが多いんですね。
それは実生活に支障が出ないのであれば、
人生に喜びや潤いをもたらしてくれるプラス要素。
ただこれがすぐ会社に行けなくなったり、
後先考えず辞めてしまうといった、
自分にとって損な行動をもたらすこともあります。
この純粋な子どものような心の部分と、
現実の折り合いを、
どのようにつけるか。
そこがサポートする上で、
ポイントになってきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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