慢性的なザワザワが止まり、静寂を味わいました

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
   
今回もあるクライエントさんとのセッションの概要を、
ご本人から許可をいただけましたので、
ご紹介します。
 
その方は日常的に
ストレスを感じておられる状態。
 
 
 
仕事の人間関係で
相手とのやり取りがこじれがち。
 
お越しになったときは
いろんな思いが絡みあい、
慢性的にイライラし、ざわついている状態でした。
 
 
 
そんなときカウンセリングでは、
この絡みあった思いを、
まずは丁寧にお聞きしていきます。
 
するとクライエントさんは、
自分でも気づいていなかった気持ち、
思いが少しずつ形になっていきます。

自分の心が言葉という形になると、
それだけで落ち着いていく。

こわばっていた心が、
緩み始める。

ずっと空回りしていた心が、
かみあっていく。

「これでいいんだ」という
手応えが徐々に出てくる。

こういう流れになったら
ゆっくりていねいに寄り添っていきます。

それは安心感をもたらし、
さらにほぐれ
心の整理も進んでいく。

スローペースが大事です。

ゆっくりと
自分に向き合っていく。

味わい深く
豊かな時間。

セッションが終わる10分前には、
とても落ち着き、
リフレッシュした状態になっておられました。

この段階で私は、
さらに深めるアプローチを
提案したくなりました。

私が考えていたのは、
まだ残り時間が十分程度残っていること。

クライエントさんご自身も
おそらく気づいておられない
深層にあるザワザワが感じられること。

この状態で30〜40分時間が残されていれば、
ご本人の気付きに寄り添い、
言語化のサポートを続けたでしょう。

しかし10分程でしたので、
より深い心の領域にダイブし、
静寂とつながれるテクニックを
提案することにしました。

オリジナルメソッドの
深層アクセスバージョンです。

より意識が研ぎ澄まされ、
気づきが増幅されるメソッドを
実践していただきました。

1回目でガクンとザワザワのレベルが下がり、
より深いリラックス状態に。

2回目ではザワザワがピタリと止まり、
ある種の無、静寂状態に。

心には
こんな静かな状態もあることを
体感していただきました。

慢性的なザワザワ、イライラがある場合、
完全に止まった状態を経験するのは、
セラピー的にとても意味があること。

一度でもこの状態にアクセスすれば、
そこに戻ることは
一度目よりはるかに簡単になります。

自分の心の源、
中心に立ち返る体験を深めていくこと。

それは日常生活の質を
深いところから変えていきます。

慢性的なイライラ、ザワザワ。

それは具体的な出来事について、
語るだけでは不十分。

より深い、静けさの部分にアクセスし、
そこから普段の自分を眺める。

いつもの自分がいる世界とは、
別次元からの視点。

そこを育てていく。

それは深い変容に役立つ
アプローチになります。

今回紹介したオリジナルメソッドの入門的な内容は
毎月開催している
セルフケア講座で学ぶことができます。

興味がある方は、
お越しください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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