心を安定させる
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
このメルマガは、
皆様に心穏やかに暮らしていただきたい、という思いで書いています。
そのために役立つ知識や、
感情をコントロール方法を提供していきます。
このメルマガを読み、書いてあることを実践していくと
ネガティブな感情が減り、心穏やかになっていくことでしょう。
それでは、今日のメインコンテンツです。
昨日、今日と大きな余震が続いていますね。
地震は、文字通り地盤が揺さぶられる現象です。
これは物理的な現象ですけれど、心理的にも影響を受けます。
まさに、心の土台が揺すぶられる体験なのだと思います。
実際、私のカウンセリングの現場や、週2日行っているクリニックで、
震災後、心が不安定になっておられる方が増えています。
その時に行うアドバイスが、今は非常に多くの方にとって有効なのではないか。
そんな風に思うんです。
心が揺さぶられ、安定しない。
どこか不安でゆとりを持てない。
何もする気が起きない。
そんな状態に、なりがちですよね。
この状態が少しでも安定し、落ち着き、以前の状態に戻していく。
そのためのポイントがあります。
それは非常にありきたりで、当たり前に思われるかもしれませんけれど、
「食事」、「睡眠」、「運動」です。
睡眠に関しては、前回、このメルマガで述べさせていただきました。
そして食事。
普段と同じ食事を取る。
同じ時間に食事を取る。
気分によって変えずに、同じようにする。
これがすごく大切です。
あと、適度な運動ですね。
活動力が下がり気味になると、身体を動かさなくなてしまいます。
すると血の巡りが悪くなり、新陳代謝も落ちてきます。
適度な運動は血流を促し、新陳代謝を促し、身体の状態が整ってきます。
それは気分にも影響してくるわけです。
今述べさせていただいた3つのポイント。
「食事」、「睡眠」、「運動」。
まずはこれらを今までと同じようにする。
変えないということですね。
これは、他の活動に関してもそうです。
今までやってきたことを止めない。
変化させない。
同じ生活スタイルを続けていると、心が安定し、気分も安定してきます。
加えて心理的アプローチとしては、地震で心が揺さぶられていますので、
「守られる」「安心する」と実感できるイメージを持つことが大切です。
例えば、自分がバリヤーのようなものに守られているとか。
卵の殻の中に入っているイメージとか。
腑に落ちるものを見つけられると、とてもいいです。
目を閉じて、そのイメージを描き、安心感を味わっていきます。
これを続けていくと、心に守りが作られていきますので、安定していきます。
心へのツボ療法(EFT)を自分自身で行える方は、
イメージしたものを言葉にしながらタッピングしていくとさらに効果的です。
今回のアドバイスは、
カウンセリングや講座にいらっしゃった方にもお伝えしている内容です。
皆さんにも分かち合いたいと思って記事にしてみました。。
お役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。