パニック障害の薬を減らすには

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

パニック障害で飲んでいる
薬を減らしたい。

長く心療内科、精神科に通院されておられる方の多くが、
そう思っておられるように感じます。

薬はある意味必要悪。

できたら減らしたい、
さらにはやめたいと思うのが
正直なところですよね。

もちろん、
いきなり自己判断で減らしたりやめるのは
リスクがあります。

薬でバランスをとっていたのに、
急に減ったりなくなると、
パニック発作が起きる可能性が高いです。

すると不安になって、
逆戻りすることがほとんど。

まずは医師の指示に従いながら、
徐々に減らしていくことですね。

同時に薬以外の方法で、
パニックのコントロールが
できるようになることが不可欠です。

パニックという生理現象を、
コントロールする方法を身につけることで。

本当にそんなことが
できるのか?

そう思われるかもしれません。

もっともだと思います。

これは実践し、成功体験しないと
心情的に納得出来ないものですから。

説明だけで軽くなる、
不安とは思いません。

必要なのは「結果」、
ですよね。

幸いにもパニックのメカニズムは解明されていて、
心理的要素、生理的要素が
絡みあって起きるものだとわかっています。

この悪循環を断ち切れば、
パニックは落ち着いてきます。

また環境的な要素も大事。

ストレスが掛かり過ぎる状況があっても、
行動レベルで避けられるように
なっていくことが必要です。

これらが軌道に乗ってきたら、
パニックに対する不安で避けている状況、場所に
少しずつ慣れていくことですね。

最終的にはやはり
不安を持ちこたえることができたという
成功体験を積むこと。

これがものを言います。

不安が激減するのです。

ここまでこれれば
薬に頼らずとも、
よほどのことがない限り大丈夫です。

パニック障害の減薬は、
このような流れを進めていけば、
達成できます。

ただそれぞれのステップは、
きめ細かなペース配分が必要。

独力だと、
かなり難しいかと思います。

パニックをコントロールする
スキルを習得し、
いざというときに慌てることなく
使えるようになる必要もあります。

一般的には一対一のカウセリングで、
こららの作業を行っていくのが必要とされています。

ストレス性のパニック障害であれば、
8〜10回くらいのカウンセリングで、
メドがつくことが多いです。

薬を飲みながら様子を見るだけだと、
5年、10年同じような状態が続くことも
よくあります。

実際、お越しになるクライエントさんは、
そういった方が多いです。

でもパニック障害は、
的確なアプローチを行えば、
確実に流れが変わります。

年数は、あまり関係ありません。

減薬を進めていくには、
こういったアプローチを選ぶと成功率が高いです。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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