トラウマ解消を進めていく上での注意点(気が乗らないときは無理しない/トラウマの解消自体を目的にしない)

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

今回はトラウマを解消する際の
注意点を、2つお伝えします。

自分で取り組む場合、
セッションで取り組む場合、
共通のポイントです。

まず一番大切なのは、
自分が乗らない時、
嫌だな、怖いなと感じる時は
無理をしないことです。

少なくても、
一呼吸おいた方がいいですね。

ただどうしても、
トラウマを解消さえすれば、
すぐ楽になれる、
という思いになりがち。

そのため
できるだけ早くやっていこうと、
焦ってしまうのです。

でも感情は
ついていかない。

こういった
葛藤が起きやすいです。

トラウマは、
とてもデリケートなテーマなので、
気持ちの準備が大切です。

そうしないと、
スムースに進まず、
ギクシャクしてしまうので。

自分が安全を感じ、
前向きに取り組める感覚が持ててから、
進めていくことが大切です。

これが最初の注意点。

そしてもう一つは、
出てきたトラウマを
ただやっていくのがいいとは
限らないということ。

それだと手段と目的が
曖昧になってしまいます。

本来の目的は
トラウマを解消することで、
楽になったり、
自分の体質が改善されること。

ところが、いつの間にか、
トラウマを解消すること
そのものが目的に
すり替わってしまうことが多いです。

すると出てくるトラウマを
片っぱしから解消する流れになります。

これでは
キリがありません。

カウンセリングの回数は、
いくらあっても足りなくなります。

これがトラウマの解消そのものが、
目的になった時の弊害。

それを避けるには、
まず自分がどういうことで困っているのか
はっきりさせることです。

目的の明確化ですね。

次にどういうトラウマが
それに関係しているのかを
ある程度見極めます。

そしてテーマと関係あるトラウマから
取り組んでいく。

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目的をはっきりさせ、
戦略的に進めることで、
リスクや負担を減り、
効率的に進めることができるからです。

以上、ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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