セルフケアのポイント

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

このメルマガは、
皆様に心穏やかに暮らしていただきたい、という思いで書いています。

そのために役立つ知識や、
感情を静める具体的な方法を提供していきます。

皆さんのお役に立てば幸いです。

今回のテーマは、「セルフケアのポイント」です。

今週の火曜日、渋谷のカウンセリングルームで「ストレス解消カフェ」を開催しました。
この講座では、毎回さまざまな切り口、方法のセルフケア法を体験していただいています。

リラクセーション、感情の解放、マイナス思考を和らげる等々…

そんな中反響が大きかったのは、自分の思考や感情に気づき、認めていくエクササイズでした。
参加者同士でペアになり、普段感じている感情や思いをお互いに伝え、共感してもらいました。

1~2分ほどの短いエクササイズでしたが、驚くほど部屋の空気が変わり和やかになっていきました。
マイナス感情をそのまま受け止め、肯定してもらうことはとてもパワフルな経験です。

セルフケアのポイントは、それを自分自身に行うことです。
自分のマイナス感情をそのまま受け止め、肯定する。

テクニック以前に、そういう思いを持つことが大切です。
でも一人二役で行うことになるので、難しく感じるかもしれません。

セルフケアを行いたい時は、そもそも余裕がないときなので、
「楽になる」「すっきりする」という結果を求めてしまいがちです。

私自身、さまざまなセルフケア法を試しましたが、うまくいかないことがほとんどでした。
その原因は、「結果を求める心」にあったのです。

これはジレンマです。

セルフケアを行うには、マイナス感情を受け止め、肯定するだけの余裕が必要。
でも、セルフケアを行いたい時は、余裕がないとき。

私自身、なかなかこのジレンマから抜け出せずにいましたが、あるときコツがわかりました。
それはマイナス感情に焦点を当てないということです。

マイナス感情に焦点を当てると「取り除きたい」「なくしたい」と、
苦痛に敵対するような思いが出てくるのは避けられません。

マイナス感情に焦点を当てるのではなく、
自分自身に対して、優しくいたわる気持ちを向けることだけに焦点を当てる。

これが私にとっての突破口でした。
この考え方に基づいてEFTに工夫を加えたものが、以前にもご紹介したMMメソッドです。

その基本は「ゆっくりやさしく」という思いを持ちながら、ツボをやさしくマッサージしていく。
これだけです。

とてもシンプルな方法ですが、ストレス解消カフェや、カウンセリングで、今までにない反響をたくさんいただいています。
まずは試していただければと思います。

みなさまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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