カウンセリングの期間を判断する2つの目安

こんにちは、たかむれです。
 
カウンセリングを検討する際、
どのくらいの期間がかかるのか。
 
長いのか、
短いのか。
 
当然、知りたいところですよね。
 
それを判断する目安として、
私は2つあると考えています。
 
 
 
ひとつはセルフイメージ
の度合い。
 
高いか低いか。
 
もちろん高いほうが、
期間は短くて済むことが多いです。
 
 
 
セルフイメージが低いと、
それ自体がメンタル不調の原因になりやすいです。
 
例えば「自分はダメだ」。
 
あるいは「私は誰からも愛されない存在」。
 
 
 
こういったセルフイメージを持っていると、
不安になったり、焦ったり、
絶望的になる頻度が高くなります。
 
それが負担となって、
メンタル不調になることが多いのです。
 
 
 
また回復自体に対しても、
過小評価しがち。
 
だから「全然良くなっていない」、
「何も変わらない」と捉えがち。
 
 
 
周りの人間からは良くなったように見えても、
自分は全然そう思わない。
 
そして絶望感を感じてしまいます。
 
 
 
カウンセリングの効果が促進される高める要素として、
クライエントさん自身がが変化を実感できるかどうか、
というのがあります。
 
実感できる人ほど回復は早く、
できない人は回復しにくいですし。
 
仮に回復方向に行ってもまた悪化と、
一進一退を繰り返しやすいです。
 
 
 
ですから回復を促進するには、
セルフイメージを高めるのはとても大切。
 
そしてセルフイメージは、
心の育て直しという側面が強く、
インスタントにはいきません。
 
手間暇かけ
進めていくことが大切です。
 
 
 
そしてもうひとつ、
心の強度もカウンセリングの期間に影響します。
 
心の強度が高いと
期間が短い傾向が強いです。
 
逆に強度が低いと
期間が長引く傾向が強いです。
 
 
 
例えば周りからすると
ちょっとした言動と思えること。
 
でも自分的には、
とてもひどいことをされたと感じ
ひどく傷ついてしまう。
 
 
 
外の刺激に対して過敏で
体調にまで影響する。
 
人に見られるだけで圧倒され、
テンパってしまう。
 
 
 
こういった傾向がある場合は、
心の強度を高め、
外的な刺激に対し耐えられるよう、
心の強度を高めていくことが大切です。
 
これは建物に例えると、
弱い地盤を地固めし、
しっかりとした基礎を築く作業が必要なのと同じ。
 
当然時間がかかります。
 
 
 
このようにセルフイメージが低すぎたり、
そして心の強度が足りない場合、
時間をかけて改善する必要があります。
 
カウンセリングの期間を判断する、
材料にしていただければ幸いです。
  
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
 

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