インナーチャイルドワークで思い込みを開放する
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
日々公開しているYouTube動画。
https://www.youtube.com/channel/UCQ8HS7apaFI-VFQl884LUuA
この中からひとつ取り上げ、
掘り下げてみます。
今回のテーマは
「インナーチャイルドワークで思い込みを開放する」
です。
インナーチャイルドというのは、
「内なる子ども」という意味。
一般的な用語で近いのは、
「感情」でしょうね。
感情は理性とは異なり、
時として理不尽。
冷静に考えれば全然大丈夫なことなのに、
すごく不安になったり、
怖くなったり。
相手にちょっと失礼なことをされると、
猛烈な怒り。
小さな失敗のはずなのに、
屈辱感にまみれてしまう。
こういったことは、
多かれ少なかれ、
ご経験があるかと思います。
この感情的な反応は、
ある種子どもっぽいもの。
他人がそういった振る舞いをしていると、
そう思い場違いに見えます。
でも自分のこととなると、
話は別。
とても、
深刻になることも。
心理学的には、
これらの感情はその人の
思い込みの現れ。
例えば「人は信頼出来ない」
という思い込みがあると、人に対し
すごく警戒心や不安を感じがち。
「私は愛されるに値しない」
と思い込んでいると、
ちょっと相手が不機嫌なだけで、
「完全に嫌われた」と思い絶望する。
そんな形で
現れてきます。
この思い込みに対するアプローチも、
いろいろ。
一般的なのは、
この思い込みを、
話し合いを通じて吟味していくこと。
これだけでも、
かなり楽になることが多いです。
しかしより深い思い込みには、
理屈ではわかるけど・・・
と腑に落ちないことが
ほとんど。
その場合、話し合いといった理性的なものより
感覚的に進めたほうが効果的。
例えば過剰に悲しみが出てくるとしたら、
その部分をイメージ化してみる。
すると小さな子どものイメージが
突然浮かんできたりします。
その子どもに、心のなかで話しかけると、
返事をしてくれたり、
絶望して反応してくれなかったり。
この内なる子ども、
インナーチャイルドに
ていねいに寄り添っていく。
そしてその思い込みを、
深いやり取りを通して
ほぐしていく。
それは理性的な
ものではありません。
フィーリングを大切にし、
打ちひしがれている本当の子どもに対するのと、
同じように関わっていく。
するとインナーチャイルドは、
自分の存在を無条件に肯定してもらったと
思えるようになる。
少しずつ心を開き始め、
やり取りがはじまる。
この関わりを通して、
深いところの思い込みがほどけ、
解き放たれていく。
するとインナーチャイルドの
表情が変わり始め、
安らになったり、
幸せそうになってきたり。
自分の生きづらさを作り出していた、
激しい感情がおさまり、
穏やかになってきます。
生きていることの虚しさも減り、
充実感、幸せ感が増えてくる。
インナーチャイルドワークは、
こういった変容を促進する
アプローチです。
私が創始者(ロン・クルツ)から
直接学んだハコミセラピーの中核は、
このインナーチャイルドワーク。
必要に応じ、
セッションで提供しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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