あがり症が解消しました
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
あがり症を解消するため、
セッションにお越しになったクライエントさんからご報告いただき、
その概要をメルマガ等で紹介する許可をいただけましたので、
お伝えします。
この方は男性で営業の
お仕事をなさっています。
それだけにあがり症が
あることは深刻で、
職場でのスピーチ、取引先でのプレゼン等の場面で、
大変プレッシャーを感じておられるご様子でした。
極度に身体が緊張する。
頭が真っ白になり、
何を言っているのかわからなくなる。
声が出なくなったり、
震えたりする。
足も震えてくる。
こういった反応が出てくるので、
人前で話す状況があるとわかっていると、
かなり前から不安で
いてもたってもいられない状態に
陥っておられました。
今までにいろんな対処法を試したけれど、
ほとんど効果は見られず、
思い切って私のセッションを申し込んだそうです。
今の症状が出るようになった原因は、
ご本人もご存知で、
それは学生時代に遡ります。
授業で本を読むように言われ、
緊張でうまく読めず
とても恥ずかしい思いをしたことがあったそうです。
それ以来、
似たような状況になると、
同じような状態に陥ってしまい
自分の意志ではどうにもならかったそうです。
このようにご自身で、
原因がはっきりわかっているあがり症の場合、
比較的少ない回数のセッションで、
解消することが多いです。
進め方としては、
原因となった過去の辛い場面を
話していただき、
感情的にきつくなってきたら、
それが楽にするアプローチを行います。
大体20〜30秒で、
楽になります。
そこで再び、
辛かった場面を話していただきます。
またきつくなってきたら、
楽になるアプローチを行います。
ポイントはある程度きつくなってきたら、
楽にするアプローチを行うこと。
無理しないこと。
これを繰り返していると、
過去のつらい場面について話していても、
楽に話せるようになっていきます。
1回目のセッションの終わり頃には、
過去のつらい場面を話しても、
ほとんど何も感じないようになっていました。
2回目にいらっしゃったとき、
いろんな場面でかなり楽に
なっているとのことでした。
しかし1回目に扱った過去の記憶を思い出すと、
前ほどではないけれど、
やはり辛くなるそうです。
これはよくあることで、
1回目の時には浮上しなかった、
より心の深い感情が出てきたのです。
そこで同じアプローチを行うと、
1回目より短時間で辛さが解消しました。
そして3回目にいらっしゃったときは、
あがり症の問題は、
ほぼなくなっていました。
多少の緊張が出てくることはあっても、
それは誰にでもあるレベル。
声も出るし、
今までより言いたいことが
表現できるようになってきたそうです。
営業という仕事柄、
日々あがり症に悩まされていたのが、
ほぼ解消し、満足しておられました。
このように原因のはっきりしているあがり症は、
過去の辛さを解消するだけで、
症状がなくなるケースが多いです。
辛さの解消には、
私が現場で改良を重ねてきた
オリジナルメソッドを用いました。
これは慣れると自分で
自分に行うこともできます。
今回のセッションでも、
かなり積極的にご自身で使っておられました。
それも短いセッション数で
あがり症が解消した要因だとおもいます。
この方法は、
毎月開催しているセルフケア講座でも、
お伝えしています。
原因のはっきしているあがり症の解消に、
役立つ方法が学べます。
興味がある方は、
メルマガ内の行事予定をご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。