対人恐怖は、引っ込み思案になるとは限らない

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

今月は前回まで対人恐怖について、
トラウマの観点から考えていきました。

それは当然、
人間関係に影響します。

これもいろんな
パターンがありますね。

よく知られているのは、
引っ込み思案になり、
接触を避けるようになること。

でもそれだけでは
ありません。

逆のパターンも
あります。

人と会うと非常にテンションが高くて、
元気一杯という場合もあります。

一見良さそうですね。

実際周りの人間からは、
好感度が高かったりします。

非常に頼り甲斐があって、
強い人。

そんなイメージで、
見られていたりします。

でも本人的には、
とても無理をしているんですね。

人が怖い時に、
勢いをつけることで
乗り切るやり方ですね。

このやり方の欠点は、
とても疲れること。

だから一人になったとき、
ぐったりします。

気分の波も
とても激しい。

基本的に不安定。

その無理が、
突然行動に出てくることも。

身体が動かなくなり、
会社に行けなくなる。

逆に言動が突然
荒っぽくなることも。

無理をしているので余裕がなく、
コントロールが効かなくなるからです。

車に例えるなら、
急に失速したり暴走気味になったり。

不安定なドライビングですね。

これを安定させるのに必要なものは
何でしょうか?

それは言うまでもなく、
人に対する恐怖を減らすこと。

それは心に余裕を
生み出します。

すると無理に活発になる
必要がなくなります。

人に対して恐怖を感じるとき、
それを避けるパターンだけではありません。

真逆の方も
いらっしゃいます。

そして恐怖を減らす道筋も、
ケースバイケース。

「人は怖い」「人は危険だ」といった、
信念を和らげることが必要なケース。

過去のトラウマを、
解消するのが有効なケース。

子どもの頃に破壊された
心の基盤を修復するのがよいケース。

いろいろです。

このように対人恐怖の現れ方も、
対処法も多様です。

この辺を見極め、
対応していくことが大切です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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