ダメになるのが怖いんです

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
 
「ダメになるのが怖いんです」

このテーマは
本当に多くの方に見受けられます。

私も若い頃
このパターンに陥ってました。

いつも焦り、
気分は張り詰めている。

何かをやらずに
いられない。

何もしないことが
耐えられない。

何もしないと
どんどん周りの人は進んでいって、
途方もない遅れをとることになる。

ただでさえ遅れているのに、
さらに遅れるなんて耐えられない。

そんなことになったら
もう絶望的。

生きていられないほどの絶望。

そんな感じで自分を追い詰め、
頑張り続けると
当然キャパを越えてしまいます。

気負いすぎて
周りが見えないんですね。

視野が狭くなるわけです。

遅れを取ってはいけない、
という思いに取りつかれている状態です。

このパターンに入り込んでいますと、
小さい達成を評価できません。

「すでに大きな遅れを取っている」
という感覚になっていると、

「小さな達成など焼け石に水以下」
ということなんでしょうね。

だから達成できている部分をお伝えしても、
感情的に無反応になりやすいです。

そして至らないところばかり焦点を当て、
焦ってばかり。

その結果コンディションが落ちて
能率も下がる。

でも実際のところ
今の取り組みを減らしても
すぐにダメになることはありません。

そのことに気づくため、
まずは距離を取って自分を見つめみましょう。

第三者的に見る習慣を
つけるのです。

といっても
難しいと感じることでしょう。

こんなやり方があります。

同じくらいの能力を持っている友人が
ひたすら焦っているところをイメージしてみます。

その友人に
「少し手を抜いたら終わりだ」
と言ったらどうなるか。

逆に
「少しぐらい緩めても全然大丈夫」
と言ってあげたらどうなるか。

後者の言葉の方が無駄な焦りがへり、
救われた気分になるでしょう。

その結果ゆとりが出てきて、
コンディションも戻り、
今までより少ない労力で
結果が出やすくなる。

そのことに気づくことが
大切です。

そしてイメージの中の友人と同じように
自分に対しても
焦りを和らげる言葉がけをしてあげる。

今までの取り組みを
労ってあげる。

そんな関わりを
自分自身にしてあげることが大切です。

以上ご参考になれば幸いです。
 
 
  
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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