EFTで極度の不安と頭痛を解消
こんにちは、高牟禮(たかむれ)です。
わかりやすさ、
親しみやすさを大事にしたカウンセリングをしています。
先週のセミナーで、
参加者(Aさん)にデモセッションをさせていただきました。
とても臨場感のある内容でしたので、
「個人が特定されない範囲で内容を紹介させていただけないでしょうか?」とお願いしたところ、
快く許可していただきました。
Aさん、本当にありがとうございます。
Aさんの主訴は激しい頭痛でした。
最初「右のこめかみのあたりが、心臓の鼓動にあわせて激しく痛みます」と
おっしゃっていました。
身体の苦痛の解消はEFTの得意分野ですが、
激しい症状の場合はちょっとしたコツがあります。
今回のケースだと激しい頭痛に焦点を合わせてしまいがちですが、
それではうまくいかないことが多いのです。
まずは苦痛に対する感情に
焦点を当ててみることをお勧めします。
今回は激しい頭痛に対して、
極度の不安を感じていることがわかりました。
そこで極度の不安に対してEFTを行いました。
すると頭痛に対してだけではなく、
生活上の大きな不安をお持ちであることがわかりました。
このように切り口さえわかれば、
あとは手順に従って進めるだけです。
ツボをタッピングしながら
生活上の不安をひとつひとつ言葉にしてもらいました。
すると、みるみる不安がなくなっていきます。
少しずつ苦痛に向き合っていきますので、
負担も軽く優しいアプローチです。
不安がなくなっていくに従い、
頭痛も小さくなっていきました。
心と身体はつながっているからです。
20分ほどで不安と頭痛は、ほぼ解消しました。
ここで終わっても良かったのですが、
ここでAさんは今までにない感覚に気づかれました。
それは「腹が据わってくる」感覚です。
不安と頭痛の代わりに、
新しい何かが生まつつあるのがわかりました。
そこで、この感覚を言葉にしながら
タッピングしてもらいました。
すると、ますます楽になり
笑顔さえ出てくるようになりました。
そして今の状況に対し、
落ち着いて対応する自信が湧いてきました。
EFTをすることで、現実の出来事は何も変わっていないけれど、
あり方が変わってしまったのです。
私はこのような本人の中から
自発的にポジティブなものが生まれ、
育っていく展開が好きです。
そのほうが、セッション後も
変化が定着することが多いからです。
Aさん、本当にありがとうございました!
最後までお読みいただきありがとうございます。