先延ばしをやめるには

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

このメルマガは、
皆様に心穏やかに暮らしていただきたい、という思いで書いています。

そのために役立つ知識や、
感情をコントロール方法を提供していきます。

このメルマガを読み、書いてあることを実践していくと
ネガティブな感情が減り、心穏やかになっていくことでしょう。

それでは、今回のメインコンテンツです。

今回のテーマは「先延ばしをやめるには」です。

こんな体験はありませんか?

部屋が汚くなってきたけれど、掃除するモチベーションはわかない。

しばらくそのまま放置する。

ますます部屋が汚れてくる。

耐えられなくなる。

しぶしぶ掃除を始める。

すると、だんだん気分が上向いてくる。

最初は目に付くところだけ掃除機かけるのが精一杯だと思っていたのに、
となりの部屋も、台所も掃除機をかけたい気分になってくる。

掃除機をかけ終わると、雑巾掛けもしたくなってくる…

こんな感じで調子が上がってきます。

この現象を心理学者のクレペリンは、「作業興奮」と呼びました。

行動を続けていると、ある時点でモチベーションのスイッチが入るのです。

しかし、行動しないとモチベーションは低いままです。

では、どうすればいいのでしょうか。

モチベーションが低いときに行動しようとしてうまくいかないのは、
いきなり作業興奮状態でないとやれないことをやろうとするからです。

するとあきらめの気持ち、面倒な気持ちが強くなり、先延ばしになってしまうのです。

これが続くと、モチベーションはますます落ちていき、
うつ状態になることすらあります。

悪循環です。

この悪循環を断ち切り、行動を起こすには、
低いモチベーションでもやれることから手をつけることです。

部屋の掃除なら、いきなり全ての部屋に掃除をかけ、雑巾掛けをしようとするよりも、
とりあえず机の上だけでも整理するなど、小さな行動を一つだけすることです。

そえもモチベーションが上がってから行動しようとしないということです。

これはいつまでたっても行動できません。

マイナス感情に逆らって行動することが必要です。

ただし、小さい行動を。

小さい行動を続けていると、やがて脳のスイッチが入り作業興奮状態になります。

モチベーションが高まってきます。

調子が出てきます。

最初に行動する際のハードルを下げる工夫のひとつが、小さい行動なのです。

また、最初に行動しようとする時のマイナス感情を
心へのツボ療法(EFT)で減らすのも有効です。

しかし、完全にマイナス感情をなくそうとしないことです。

あくまでマイナス感情に逆らいながら行動するときの、
ハードルを下げるという位置づけで用いるのがポイントです。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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