月曜日の憂うつを和らげるには

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

会社勤めをしていると、月曜日は憂うつになりがちです。
それは次の土日が来るまで遠いからです。

そして「仕事=辛い」という図式があることでしょう。

ちなみに辛さは比較的耐えやすいもの、耐え難いものとあります。
そして耐え難さは、必ずしも辛さの大きさに比例するわけではありません。

大きくても耐えられる時もあれば、小さくても耐え難いこともあります。
耐え難い辛さは二つの場合です。

1.辛さの必然性や意味が感じられない

2.辛さが終わる見通しが立たない、
もしくは遠く感じる

この一つが当てはまるだけでも、
耐えるのはきついことです。

もし二つ重なっていたら、
耐えるのは難しくなってきます。

もし月曜日に憂うつを感じるならどんな辛さがあるか、
まずは吟味してみましょう。

それには視野を広げたり、視点を変えるようなカウンセリング的問いかけが役に立ちます。

1の苦しみであれば

「本当に意味がない仕事をしているのか?」

「自分の人生の流れの中で、今の仕事はどんな位置づけだろうか?」

「今のつらさが、今後役立つとしたらどんなところだろう?」

2の苦しみであれば、

「月〜金までずっと辛いのだろうか?」

「一日のなかでも辛さが軽くなる時間はないだろうか?」

「この辛さがずっと続くのだろうか? 過去に楽だったことは全くなかっただろうか?」

といった問いかけで辛さにとらわれ憂鬱になっている状態から、抜け出せることがあります。

でも自分だけで検討しても、
中々違う視点が見出せず、絶望的になることもあるでしょう。

そんな時は協力的な知人と話し合い、
異なる視点を探してみるのは助けになります。

新しい視点が見つかると、
耐え難いと思っていたことも感じ方が変わります。

でも何をやっても見つけることが難しい時もあります。

それは状況を変えるため具体的な行動をするのが、
適切なのかもしれません。

しかし、すぐにはできないこともあります。

そんなときは辛さに耐えられる、
心の力を高めることが大切です。

ストレス耐性と呼ばれるものです。

ストレス耐性が高まれば、
新しい行動を起こす時にも役立ちます。

行動しても、いつも順風満帆というわけではないでしょうから。
逆風の時に凌ぐ力は必要です。

視点を変える力とストレス耐性、
この両方を高めていきましょう。

すると月曜日の憂うつは和らぎ、
新しい可能性も高まることでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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