うつやパニックを回復させる上で大切なポイント

 
 
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

うつやパニック等の、
つらいメンタルの症状がありますと、
どうしても回復のための取り組みをやっていても、

「何をやっても全然よくならない」

「もうだめだ」

みたいな思いにとらわれがちです。

まず知っていただくといいのは、
回復への取り組みが、
正比例してリニアに良くなるわけではないんですね。

最初は低空飛行から始まり、
波が出てきて一進一退。

その波全体が、
徐々に底上げしていく。

ですからエスカレーターのように、
リニアに回復するイメージを持っていると、
やってもやっても全然変わらないというふうに、
どうしてもなってしまうんですね。

それともう一つ、
回復の項目をついつい偏って、
捉えてしまうということがあります。

例えば学校の勉強で、
5教科の科目があったとして、
数学の点数がとても低いとします。

でも数学だけが成績ではありません。
理科とか社会もあります。

それぞれの科目を勉強していて、
数学だけが点数が上がらないだけなのに、
他の科目を無視して、

「自分は成績が全く良くならない」

「全然ダメだ」

と思うのに似ています。

メンタルのテーマでしたら、

「朝、身体がだるい」

「夜眠れない」

「集中力がない」

「電車に乗れない」

等、人によっては回復が進みにくい
項目があるのは当然です。

でもていねいに自分の生活を観察していくと、
ノーマークの項目で回復しているということが、
よくあるんです。

自分にとって優先順位の高い症状が改善していたら、

「回復してきた」

ノーマークの症状は改善したけれど、
マークしている症状はあまり変わらないと

「全然ダメだ」

となりやすいです。

ここは視野を広く持って、
回復へのステップを進んでいくことが大切です。

ただ一人だと、
そこが難しいことも多いので、

そんな時は、
心理カウンセラー等の専門家と
二人三脚で進めていくことをお勧めします。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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