タバコをやめる心理的メリットとは?

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

タバコをやめたいと思っておられる方は、
たくさんいらっしゃると思います。

健康面のデメリットは周知の通りです。

なかなかやめられない。

禁煙しても、しばらくしたらまたもどってしまう。

といったパターンは馴染み深いものです。

それは“ある種の”心理的メリットがあるからです。
それは、

ちょっと一服

この言葉に全て言い表されていると思います。

要は一息つく、リラックスさせるツールになっているということです。

しかしこれは、本当の解決ではありません。
確かに目先、気分は変わります。

しかし、長期的には健康面のデメリットもあります。

こういった解決のことを心理療法の分野のひとつブリーフセラピーでは
“偽解決”と呼んでいます。

では、本当の解決とは何でしょう?

それはタバコを吸わなくても、
いい気分でいられること、切り替えができるようになることです。

多くの場合禁煙すると、
イライラが増えます。

このイライラを、
タバコ吸うことなく解消できたらいいわけです。

それにはいろんな角度からのアプローチができます。

例えば、どんな出来事に
イライラしているのかに気づくこと。

どの出来事との関わりを見直すことでイライラが減ることもあります。
すると自然にタバコは減ります。

あるいは心理的にすぐに結果を求める傾向があると、
ちょっとしたことでイライラしがちです。

その傾向を和らげることができたら、
イライラすることはグンと減ります。

タバコを必要とする環境、
あるいは心理的な傾向を見直すことは本当の解決をもたらします。

イライラが減り、
穏やかな時間が増えることでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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