長年のうつ、パニックへの初期対応のポイント〜「私は大丈夫」と思えること

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

長年のうつ、パニック。
医療機関に通ったり、カウンセリングを受けておられる方も多いと思います。

私もそういった方対象に
セッションを行っているカウンセラーのひとりです。

数多くのカウンセラー、セラピストさんがいらっしゃるなかで、
私が貢献できるのは

激しい不安
激しい焦り
激しい落込み

への対応。

まずはこういった激しい感情を短期間で
落ち着かせることは大切です。

こういった感情に支配されていると、
いつも心理的に臨戦状態。

心休まるときがありません。

それが収まってくると、
安心感が出てきます。

カウンセリングで大切だと思うのは、
クライエントさんが安心し「私は大丈夫だ」という感覚を持てること。

ここからが、
本当のカウンセリングのスタートです。

「私は大丈夫」という感覚がないと、
地に足をつけて、自分を見直すことはできません。

場当たり的な対応になりがちです。

多くのクライエントさんは、
具体的な悩みがあり、具体的な解決を求めています。

そして具体的な解決に一歩一歩進んでいく。
それが本来、カウンセリングのプロセスです。

だから、まずは最優先で激しい感情を落ち着かせる。
「自分は大丈夫だ」という感覚を持っていただく。

それが私のスタイルです。

その手段として用いているのが、
現場でさまざまな改良を加えた
エモーショナル・リ*バース・セラピーです。

ほぼ毎日のようにカウンセリングを行い、
使用頻度も高いので進化しつづけています。

頻繁に試行錯誤の成果を検証し、
手応えのあったものだけが残るからです。

とてもシンプルな手順でありながら、
驚くほど短時間で激しい感情を静めてくれます。

例えば、

ソワソワし、いてもたってもいられない気持ちが続いている
慢性的な緊張で、身体中がガチガチ
夜も眠れず極度の興奮状態

こういった状態でも、
ある程度信頼関係を築け、メソッドを行う合意が得られれば、
ほとんど静まります。

身体中がリラックスし、
眠りそうになる方も少なくありません。

カウンセリングでは具体的手順をお伝えし、
ご自身で行っていただいていますので、
「自分で激しい感情を静められた」という成功体験になります。

それは「私は大丈夫」という安心感、
そして「私はやれる」という自信につながります。

この2つが高まると、
気持ちが安定してきます。

長年のうつやパニックであったとしても、
「何とかなりそう」という感覚、希望が
持てるようになります。

希望を持ちながらカウンセリングをすれば、
当然回復は進みます。

だからこそ私はカウンセリングの初期、
激しい感情を静めることを重視しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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