「拡大解釈」「過小評価」があると人生が不便になる

 
 
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

「拡大解釈」「過小評価」というのは、
心の中にレンズがあるようなものです。

「拡大解釈」は凸レンズで、
虫眼鏡のように物事を実際以上に大きく見せる作用があります。

「過小評価」は凹レンズ。
実際より物事を小さく見せる心の作用です。

心の凸レンズが働くと、
ちょっとしたことが、とても大きく見えるんですね。

例えば、自分の中の至らぬ点や欠点、マイナスの出来事が、
必要以上に強調されて脅威に感じる。

脅かされる。

といったことが続きます。

心の凹レンズで実際よりも小さく見える作用が働いていると、
本当は最優先で取り組む必要がある事柄に対して、

「全然大したことないよ。

「こんなの取るに足らない」

と軽く見てしまって、ずーっと先延ばししてしまいます。
そして後に大変な事態を招きがちです。

あるいは自分の性質の中で、
「ここは見直した方がいいかな」ということも「大したことない」と軽視し、
周りとの関係をこじらせてしまうことにもつながります。

このように実際より大きく見えたり、小さく見えたりすることは、
人生に不便さ、生きづらさをもたらします。

それは結局自分にとってマイナスです。

ここも「正しい」「間違っている」ではなく、
損得で考えていくのがお勧めです。

実際よりも大きく見えたり、小さく見えるのは
良い悪いではなく、自分の損につながりますので、
そこを一歩引いて、自分を見つめる。

そして実際に物事を行った結果、何が起きてくるのかを理解し、
徐々に修正していくと流れが変わってくると思います。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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