自責のメリット、デメリット

 
 
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

自責というのは読んで字のごとく、
自分を責めることです。

これはほとんどの場合、
デメリットしかないように、
カウンセリングの経験では思います。

でも多くの方は、
自分を責めることが
なかなかやめられず、
苦しんでおられます。

それはどこかで、
これをやっていることに
メリットがあると思っているんですね。

でも実際は、
ほとんどメリットはありません。

もちろん自責がゼロというのは、
問題です。

極端な話ですけど、
犯罪者になりかねないんですね。

でもそこまで自責を取っ払うことは、
ほとんどの方はできません。

むしろ自分を責めすぎることで、
あせったり、
落ち込みます。

そしてメンタルに負担がかかり、
うつ病になったり、パニックになったり、
ということがほとんどです。

このようなメンタルの症状が出るほどに、
自分を責めるのはデメリットです。

もちろん
多少のメリットはあります。

自分が失敗したり、うまくいかなかったり、
人に迷惑をかけてしまったとき。

まずはそれについて謝罪をしたり、
具体的な対応をすれば済んだことになります。

そして同じ事は、
繰り返したくはないですよね。

自責は自分の考え方や行動を、
見直すのに役立つ側面があります。

このメリットは生かしていただきたいんですけども、
これ以外に関しては、
やみくもに自分を責め立てたとしても、
何も得るものはありません。

迷惑をかけた人がいたとして、
自責の念にかられ苦しんでいたとしても、
その人には伝わりませんし、
何の懺悔にもなりません。

この辺をしっかり切り替えていただいて、
今の自責にメリットがあるのか、
デメリットになっているのか、
見極めていきましょう。

ほとんどの場合は、
デメリットになっていることが
わかります。

最初は難しく感じるかもしれませが、
少しずつ見直していただければと思います。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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