復職が不安です

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

仕事柄、休職中の方の相談を受けることが多いです。

そこで必ずと言っていいほど聞くのが、

「復職が不安です」

という言葉です。

無理もありません。

多くの場合、仕事や人間関係のストレスで調子を崩し、
休職に至った経緯があるからです。

だから復職には慎重な方がいいし、
準備も大切です。

復職して同じようなストレスがかかったとき、
以前とは違う受け止め方、対応に変わっていくことは大切です。

それにはカウンセリングが有効です。

しかし、それでも復職が近づくと、
怖くなったり不安になりがちです。

復職まで1週間を切ると、
夜も眠れないほど緊張する、という方もいらっしゃいました。

その時知っておくといいのは、
ほとんどの人が、実際以上にマイナスの状況をイメージしていることです。

復職の典型的なケースでは、
初日の朝は不安と緊張がマックスになります。

しかし午後になると、
思ったほど大変な状況ではないとわかってきます。

段々落ち着いてきます。
以外と大丈夫だと思えてきます。

人はブランクがあると、
実際以上に以前の出来事を、大きなことと捉えがちです。

そして元の環境に戻ると、
そのギャップを感じます。

もちろん、入念な準備は大切です。
再発の予防のためにも。

しかし、必要以上に怖れる必要はありません。

ギャップを感じることを知っているだけで、
復職の心理的ハードルを下げるのに役立ちます。

なるべく小さな負担で、
確実な復職につながればと思っています。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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