EFTの効果を高めるポイント
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
このメルマガは、
皆様に心穏やかに暮らしていただきたい、という思いで書いています。
そのために役立つ知識や、
具体的なコントロールする方法を提供していきます。
皆さんのお役に立てば幸いです。
今回のテーマは「EFTの効果を高めるポイント」です。
EFTについてきちんと学びたい方は、
創始者ゲアリーの本「1分間ですべての悩みを解放する!公式EFTマニュアル」をお読み下さい。
EFTはシンプルなツールです。
2~3時間のレクチャーで、かなり使いこなせるようになります。
ちょっとしたマイナス感情、身体の不快感。
こういったものを自分で軽くすることができます。
実際私が隔週で開催している「ストレス解消カフェ」で入門的なEFTをお伝えしていますが、
ほとんどの方が効果を実感しています。
しかしEFTを学んだ後、使い続ける方、使わなくなる方、両方いらっしゃいます。
いろいろフォローアップさせていただくなかで、
使い続ける方は、あるポイントを押さえていらっしゃることがわかってきました。
このポイントを押さえていると、EFTの成功率が高くなります。
幅広いテーマ、症状で効果を実感できるようになります。
私自身このポイントを意識するようになってから、セッションに対する不安がなくなりました。
今回は、このポイントについてお伝えします。
●フレーズはざっくばらんに
EFTはフレーズを組み立て唱えることで問題に集中し、開放していきます。
でも「フレーズを組み立てよう」と思っただけで堅苦しい気分になってしまいがちです。
そうすると効果も出にくくなってしまいます。
まずはざっくばらんにフレーズを作ってみましょう。
例えば「疲れ」がテーマなら「あー、疲れたー。もういやだー」、
「イライラ」なら「あー、イライラするー。どうしてうまくいかないんだ~」という感じです。
要するに居酒屋で愚痴をこぼしているような乗りだと、感情移入しやすく効果も出やすいです。
左脳で理屈っぽく作るより、フィーリングを大切にしそのままフレーズにするのがコツです。
●テーマは具体的にする
人が苦手
乗り物が怖い
食べすぎてしまう
勉強が嫌い
多くの場合、こうきったテーマに焦点を当ててフレーズを組み立ててしまいがちです。
これらは抽象的です。
もちろん効果が出るときもあります。
でも一時的で、すぐ元に戻ってしまいがちです。
EFTを行うときは、できるだけ具体的な場面、状況にしましょう。
抽象的になりがちなテーマと、具体的な場面、状況。
これはテーブルに例えるならば、天板と脚の関係になります。
例えば、「乗り物が怖い」というのは天板です。
この問題を解決するには、天板を維持している脚(具体的な場面、状況)を見つけ、取り組むことが必要です。
乗り物が怖かった過去の記憶が脚です。
ここに対してEFTを行う習慣がつくと、効果を実感できるようになります。
ちなみに、天板の脚(過去の記憶)は、1本のこともあれば数本以上あることもあります。
1つの記憶に対してEFTを行って天板(乗り物が怖い)というテーマが解決したら、
脚は1本だったとわかります。
もし、まだ天板(乗り物が怖い)があるとしたら、他にある脚(具体的な過去の記憶)を探し、EFTを続ける必要があります。
残っている脚がEFTで解消されると、乗り物に乗っても平気になります。
このようにEFTを行うときは、天板と脚、どちらに対してEFTを行おうとしているか区別し、
できるだけ脚(具体的な過去の記憶)に対して行うことで成功率が高くなっていきます。
もし自分自身で脚(具体的な過去の記憶)を見つけるのが難しく感じる、
あるいは過去の記憶の苦痛が大きくて危険を感じる場合は、専門家のセッションを利用するのも1つの選択肢です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。