視線恐怖の原因と楽になるために必要なこと

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
 
視線恐怖があると、
行動範囲が著しく制限されがち。
 
出かけるにしても、
相当無理をしないと難しいことが多いです。
 
 
 
なぜならどこに行くにしても、
人がいて、
その視線が気になるからです。
 
怖かったり。
 
辛かったり。
 
「悪く思われているのでは」と
不安になったり。
 
 
 
もっと辛い方も
いらっしゃます。
 
視線が突き刺さる感じや、
身体をえぐられるような苦痛になることも。
 
 
 
多くのセラピーは、
苦しみの原因を過去に求めます。
 
そして探っていくアプローチをしがち。
 
 
 
しかし視線恐怖に関しては、
それは第一選択肢ではありません。
 
それは負担が大きすぎ、
何も変わらないか、
かえって辛さが増えてしまうケースがほとんど。
 
 
 
視線恐怖の原因は、
心の強度の不足。
 
視線恐怖がない人にとっては
何てことない刺激が、
大きな苦痛になってしまいます。
 
 
 
刺激に耐えられない
状態にあるのです。
 
それが過去に関係あるかどうかは、
少なくても最初は、どうでもいいこと。
 
 
 
そこにフォーカスするのは、
役に立ちません。
 
まずは心の強度を高めることが、
一番大切なこと。
 
 
 
これは非常に大きな
トラウマの扱いと似ています。
 
もちろん過去に
つらい経験はあるでしょう。
 
 
 
でもいきなり、
そこに向き合わせるのは
かえって悪化させるだけ。
 
すでにある耐え難い苦痛から抜け出すため、
心の強度を上げるのが最優先。
 
 
 
ある種心の基礎工事を
やり直すこと。

一般に知られているセラピーの進め方と、
全く違います。
 
それは耐震設計になっていない建物を、
改修するのに似ています。
 
 
 
かなり大がかりなものに
なりそうですよね。
 
心の改修工事も同じです。
 
 
 
ここをしっかりやっていくと、
心の強度が上がっていきます。
 
当然外の刺激に対し、
耐えられるようになってきます。
 
 
 
人の視線も、
楽になってくるのです。
 
心の強度が上がるメリットは、
それだけではありません。
 
 
 
自分の感情に対して、
揺さぶられることも減ってきます。
 
持ちこたえるだけの強さが
出てくるのです。
 
 
 
今までなら、
ちょっとしたストレスで、
全て投げ出していたこと。
 
同じ刺激を
以前ほどストレスとは思わなくなる。
 
 
 
仮に止めるにしても、
じっくり吟味してから決断する
余裕が出てきます。
 
感情や衝動に支配されず、
主導権を握れている自分。
 
 
 
感情に飲まれるわけでもなく、
無視するわけでもない。
 
心のバランスが良くなり、
現実対応力も高まる。
 
 
 
ストレスに対し、
余裕を保ちながら対応できる。
 
心の強度が高まると、
そんな自分に変わっていきます。
 
 
  
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

メルマガ

カウンセリングメニュー

プロフィール

・アマゾンランキング「臨床心理学・精神分析部門」「脳・認知症」2部門で1位獲得!
高牟禮(たかむれ)の本"理由のない不安"を一瞬で消す方法(主婦の友社)
⇒ http://amzn.to/2mxV4DO

・心が楽になる~感情チェック&アドバイス(無料) ⇒ http://www.reservestock.jp/page/fast_answer/7

コメントを残す

このページの先頭へ