自分は重篤な病気ではないかと、いつも不安になってしまいます

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

重篤な病気ではないかと、
しょっちゅう心配になる。

こういった現象があります。

その不安が強すぎると、
しょっちゅう医学的な検査を受けることも。

でもどんなに念入りにチェックし、
医師から説明を受けても、
心情的に納得できない。

何か見落としがあるのではないか。

本当は末期状態で、
家族には知らせているけれど、
自分には隠しているに違いない。

こういった思いが湧いてきて、
強い不安が続いてしまう。

これは冷静になれば、
医学的に問題のない可能性が高いこと。

理屈ではわかります。

ただ心情的には
納得できない。

そんなとき、
どんなに理屈で説明しても、
受けつけられないことが多いです。

医師という専門家が話しても
困難です。

これは別のもっと大変な(本人にとって)
心理的テーマが
背後にあることが多いです。

つまり病気への不安は、
このテーマから意識を逸らす
という効果がある。

ある意味役立っている
とも言えます。

なぜならこの本当のテーマは、
病気への不安より
はるかに大きいものだから。

そこから気をそらし、
より辛い状態に陥ることから、
自分の心を守っているのです。

こういったテーマをカウンセリングで
取り扱う場合、
慎重に関わることが大切。

いきなり本当のテーマに入っていくことは、
もちろんできません。

そういう話を初回の段階でしたとしても、
ピンとこないことがほとんど。

しかし回数をかけ、
徐々に深めていくと、
そのテーマに向き合う準備が整ってきます。

すると最初にあった、
病気への不安が急になくなってしまうことも。

気持ちを逸らす必要が、
なくなったからです。

重篤な病気への、
ある種強迫的なこだわり不安は、
こういった現象が背後にあることがほとんど。

これを減らすには、
時間かけ慎重さを保ちつつ、
本当の不安に
気づいていくことが大切です。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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